ナノミリ進化論®️

30代後半の3児の父です。気づけば競馬暦も20年となり競馬の歴史だけは詳しくなりました。心理学や脳科学についても勉強しておりそれについても発信しております。誰かに何かの約に立つブログになるよう日々精進していますのでよろしくお願いします。

回復は3歩進んで2歩下がる。悩んでもいい。休んでもいい。それも含めて前に進むって事なんだよ【メンタル疾患とは】

何があろうとナノでもミリでも前進している桜守(@sakura3_dishman)です。

 

本日もブログに来ていただきありがとうございます。

 

昨日に引き続きパニック障害になった時の心理や状況について書いていこうと思います。

 

悩みが増えるメンタル疾患の方にとって有益な情報になればと思います。

 

前回の記事でパニック障害という診断がつくまでの私のケースを書きました。

 

www.sakuramori18.com

 

内容には、時々心理的な部分の表現もしましたが、今回は、患ってからの心理とその後の闘病の中での心理や状況をピックアップした内容と回復に関する記事を記していければと思います。

 

メンタル疾患の回復とは、3歩進んで2歩下がる

 

  • 回復に対する考え方
  • 追い込まれる考えたとループする思考
  • 3歩進んで2歩下がる
  • 脳の恒常性

 

 

私自身、メンタル疾患とはどんなものかまったくわからず普段の病気と同じで薬を飲めばそこそこの時間で症状は改善すると当時は思っていました。

 

しかし、それはとんでもなく甘い考えでした…。

 

回復に対する考え方…

 

まず、薬を服用したからといってすぐさま回復するわけではなかったという事でした。

さらに副作用の影響もあり病状は悪化して余計に神経は磨り減りました。

 

 

「なんで診断がついて薬も服用しているのに改善されない。というよりも悪化しているのはなんなんだ…」

 

 

日々病気に対する疑問と医師のジャッジが合っているのか?自分はもっと重い病気なのではないだろうか?という疑問と不安しかない日々を送りました。

 

食事も取れないので余計に生きる気力と言う部分が失われていくような感覚でした。

 

 

病気には、段階があり未病の状態で適切な治療を受ければ早めに改善は見られるものの未病と病気の境目は、回復には大きな影響を与えます。病気までなってしまうと病気になるまで積み重ねた分、比例して回復までに時間を要するという事

 

をその当時は、まったく知りませんでした。

 

 

この事を知っていれば、

「ここまで自分を追い込んだのだから、回復なんて簡単ではない」

と思えたのでしょうね。

 

 

医師が言っていた「ガソリンがない状況でアクセルを吹かしっぱなし」というのがその意味なのだと思います。

 

 

ガソリンがあるうちに自分の状況に気づけていれば、ここまで悪化する前に対応できたのでしょう。

しかし、そんな病気になるなんて思わないですし、ましては自分がそんな病気になるはずがないという謎の自信と環境により、頑張ってリザーブをも使い結果的に辿りついた場所が未病を超えた病気という領域だったのです。

 

そんな知識もなく教えてくれる人もいなければ調べるような事もしなかったので、日々どんどん自分を追い込んでいく状況に拍車がかかりました。

 

追い込まれる考えとループする思考…

 

どんな事を考えていたかというと

 

  1. 周りの人(同級生)が進んでいく姿を見ると自分はもうダメなのではないか
  2. 自分をコントロールできない。自分が自分でないという感覚と思考
  3. 何も出来ない自分の存在は、生きている意味があるのか

 

 

1-3をループで考えるばかりでした。

 

 

鬱一歩手前という診断もよくわかります。

 

メンタル疾患は、症状だけでも結構ハードであり、それに加えて周りに理解がなかなかされないというダブルパンチで襲ってくる疾患で、本当に心身ともにジリ貧な状況になるケースが多いと思います。

 

私は、本当に食べ物が食べられるようになるまで毎日上記の1-3を一日永遠に考える事ばかりで他に何かを考える余裕なんてなかったのです。

 

3歩進んで2歩下がる…

 

だんだん食事ができてくるとループしている思考も徐々に自分でコントロールできるようになるというかいい意味で諦めという思考が出てきました。

 

こんな状況も仕方ない。

 

周りが進んでいるのは当たり前、自分は進める時が来たら進みだそうと反芻思考とぶつかるのではなく受け入れるという方向に舵をきる事が徐々にできるようになりました。

この思考に辿りつくのも簡単ではありません。

 

症状に振り回されている時にそんなアドバイスは逆効果なので言うのはやめましょう。自分で思えないと受け入れられないものだと思います。

 

ただ、この思考も常に維持できないのです。

 

パニック発作がおきたりするとまた状況を戻されるのです。

調子がよかったのにその症状でまた元に戻るのではないかという思考…。その恐怖と不安。そして、その症状が出た環境を避けるようになります。また、同じ症状を怖がる。パニック障害の典型です。

 

私も何度もその洗礼を受けて苦しみました…。

 

ただ、今、パニック障害に苦しんでいる人。それを支える家族の皆さんに伝えたい事があります。

 

パニック障害は、3歩進んで2歩戻るというように上昇して少し下げられるという事があります。そこで3歩進んで3歩戻されていると思ってはいけません。

 

回復はしています。

 

経験が0になるわけではありません。

病気になるまでに培った必要な思考や技術が失われる訳でもありません。

人格が変わるというイメージを持っている人もいると思いますが、変わるのが普通です。病気になるまでの人格(思考)がその人を苦しめていたのだから、それを手放して開放される事で回復していくというプロセスを経れば変わっていくものだと思います。

 

 

脳の恒常性…

 

そして、もう一つパニック障害は、メンタルの疾患ではなく脳の伝達異常という事が昨今ではわかっています。鬱も同じです。近い将来メンタル疾患という病気はなくなりほとんどが脳神経の分野に認知されるとも言われています。

 

 

脳の機能もパニック障害には影響を与えているものと思います。脳は、良くも悪くもその言動がその人に良い事悪い事の認識はできません。

 

 

脳には、恒常性という変化を元に戻そうとする機能があります。人間が傷などを追った時に自然治癒力でその部分を元に戻すのと同じで脳でもその機能があります。

 

 

先ほど言いました良くも悪くも脳は、それがあなたにとって良いものか悪いものか判断しないので、一度パニック障害のような症状を経験しそれを普通と脳が錯覚すると回復に伴い脳が元に戻さないといけない(パニック障害)と働きだします。その結果、パニック発作を起こし元の状況に戻そうとします。恒常性の活動となりますが、それが意味するのは変化しているという事なのです。すなわち回復しているという証明となります。

 

小さなチャレンジと小さな成功を集める…

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パニック発作は怖いです。不安です。

 

しかし、良くなっている証拠なのです。

 

恐怖や不安を乗り越えるのは誰もが怖いです。嫌です。

 

だから、その日に無理なら次の日や時間を空けて挑戦すれば良いのです。

大きな変化がチャレンジという認識を持たずどんな小さなチャレンジでも良いのです。

 

 

昨日(今まで)あそこまでしかいけなかったけどあそこから1メートル進めたそれでも良いのです。進めたのですから。

 

周りや医師はそんなのと言うかもしれません。しかし、小さな成功体験こそが後の大きな成功体験に繋がるのです。

 

 

アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

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是非、このブログタイトルでもあるナノでもミリでもいいので毎日小さなチャレンジをして小さな成功体験を実感してパニック障害とさらにうまく付き合えるようになれることを願っております。(私も含めてですけどね)